(メモ)ゲームにおける反復性
一回性と反復性について
上記のURLで見つけた文章。反復性と一回性に関する考えのまとめなのかな。
ゲームに関する論考とか批評文って面白い。特に批評って全く関係ないようなものとの接続がされてることがあってなるほどなぁってなった。
つまり、ゲームは反復性があるようでプレイヤー自身は一回きりの人生を直線的に進めているというメタ的な観点からは反復性はない。
本当の意味での反復性はゲームにはない。なぜならキャラクターの死とプレイヤーの死は別物なので。毎回体験が違う。つまり、繰り返しても楽しく出来るように(新しい体験、別の物語)作られているから反復しているようでしていないと思われる。
反復できるものって何かあるのだろうか。
と、考えたときに出てきたのが音楽だ。
この曲はtoeというインストバンドのグッドバイという曲である。
高校生の時に出会って衝撃を受けた。
未だに聞くし、何度も繰り返し反復する。
僕というプレイヤー視点自体は連続的に変わっているのかもしれないけど、この曲はずっとかわらない。
toe 『グッドバイ』
toe - グッドバイ PV / "Goodbye" Music Video - YouTube
ではなぜ、繰り返し聴いていられるのだろうか。
それはこの音楽が素晴らしいからだ。
まあ、そういうのは簡単。
この曲の歌詞は
There is no one can understand me truly
I do not go out and I will keep silence
(僕を理解してくれる人はいない
どこにも行かず、沈黙を守るだろう)
こう始まる。
歌というのは理解しにくい。そしていくらでも解釈できてしまうものなのだ。
なのでこの曲はいつ聴いても同じ曲ではない。でも、この曲自体はきっと変わっていない。
僕は安らぎだったり、何かを求めてこの曲を聴く。
とりあえず音楽さえ聴ける環境だったら楽しくいられることがわかりました。Music addictってあるのかなと思って調べたけどなさそう。ゲームやパチンコとかはaddictってついてもおかしくないけど、音楽につけるのは不自然だな。中毒=反復性があるって思っていたけど、どうやら違うみたいだ。