Valorant NAチームまとめ(100Thieves)
Valorantがリリースされて初めてRiot主催の公式大会”First Strike”の出場チームが続々と決まりつつある。
地域ごとに出場チームの選出方法は異なるが基本的にオープン予選を勝ち上がったチームが出場する仕組みとなっており、招待制の大会とは異なり現環境最強のチームが決まる大会といっても過言ではないだろう。
本日11月9日はNA地域のFirst Strike出場枠4枠を決める大会NSG Tournamentの決勝が行われている。
今大会の決勝に進んだチームは100 ThievesとENVY。
Valorantの競技シーンはCSGO出身の選手が多い中、僕自身はCSGOの競技シーンを知らない為、選手の遍歴が正直よくわかっていない。
今後、さらに盛り上がっていくであろうValorant競技シーンをより楽しむために、選手の遍歴をLiqupediaを使って調べて軽くまとめておこうと考えた。
今回は100Tについてまとめる。
100 Thieves
https://liquipedia.net/valorant/File:100thieveslogo.png
100 THIEVES ENTERS VALORANT
— 100 Thieves (@100Thieves) 2020年6月4日
Please join us in welcoming our brand new team captain, @Hiko! #100T pic.twitter.com/DAiAynyyIO
100 Thieves、通称100TはHikoが中心にチームが創立された。
Hikoは元CSGO、CSの競技シーン出身の選手。
正直経歴を見てもGOの大会の規模を知らない為よくわからないが、ESL One Cologne2016という大会で2位($150,000獲得)という成績を残している。
元チームメンバーにはValorantでも活躍している、Vice(現:C9)、SicK(現:Sentinels)、Wardell(現:TSM)、shinobi(現:C9)、gMd(現Gen.G)、nitr0(現:100T)がいる。
(Liqupediaを見ながらピックアップしただけなので一緒に試合を出ていたかなどは不明。)
参照元 Rogue:Rogue - Liquipedia Counter-Strike Wiki
Team Liquid:Team Liquid - Liquipedia Counter-Strike Wiki
100Tは結成当初はValliate、Venerated、YaBoiDre、PrideのHighgroundとういうアマチュアチームにいた4人が加入し活動していた。
彼らは全員元PUBGの競技シーンプレイヤー。
ただ、結果が残せず8月にロスターを再編へ。
Today we part ways with @YaBoiDre @Pridexd @veneratedZR and @Valliate. We wish you all the best in your future competitive careers.
— 100 Thieves Live (@100ThievesLive) 2020年8月14日
More news to come on our VALORANT team. pic.twitter.com/FrNgsPSuce
脱退した選手のその後
‣YaBoiDre:現在はBeastcoastに在籍中。
‣Pride:HighgroundにてNSG Tournamentに出場するも敗退しチームは解散。
‣Venerated:Luminosityに在籍していたが、NSG Tournament前に脱退。現在は無所属。
‣Valliate:HighgroundにてNSG Tournamentに出場するも敗退しチームは解散。
新たに加入したのはCSGOで活躍していたnitr0、steel。そして、Immortalsでデュエリストを使っていた若手のAsuna、Dicey。Diceyはたまたま見ていた大会で物凄いクラッチをしていたため、個人的には気になっていたプレイヤーだった。
Diceyのとんでもないクラッチ
CSGOからValorantへ移行する選手は多いが、nitr0やsteelのように実績を残していた選手の移行は話題になっていた。
今回のNSG Tournamentで100Tはこのロスターチェンジがどう転ぶかとても注目されていた。
結果として、ハードに撃ち合ってくるAsunaとDicey、少人数になった場合でもひっくり返していくクラッチプレイヤーのHikoに多くのチームは苦しめられていた。
特にnitr0の位置取りが攻守ともに優れていたように感じた。
正直、NSG Tournamentが始まった頃は動きも全体的にばらばらで個人個人の裁量で取れてるラウンドが多かった為ここまで勝ち上がってくるチームとは思っていなかった。
後半、特にNSG Tournamentの本戦から別チームのように細かいスキルでの連携がとれ、Asuna、Diceyの爆発力も相まってとても仕上がっていた。
軽い紹介
Asuna:TriumphというCSGOのチームで活動していた。
主にRayna、Phoenixを使用。HavenではCロングをPhoenixでultを使わずゴリゴリに詰めてキルを無理やり取りに行く。
Dicey:CSGOでの経歴は不明。ValorantではProspectsというチームでVice(現:C9)と同じチームにいた。
主にJettを使用。
Jett diff. https://t.co/sZ6G8QjU6Y pic.twitter.com/1DqOLc8oWh
— 100T Dicey (@diceyzx) 2020年11月8日
nitr0:Team LiquidのCSGO部門を5年間キャプテンとして率いていた。
主にOmenを使用。
Steel:Chaosの選手として活動。NAの中でもIGLとして高く評価されていたとの事。ValorantではKillJoyプレイヤー。
以上。気が向いたらENVYについて書く。