takatok0の生活

ただのエッセイです。@takatok0r6s

Valorant NAチームまとめ(Renegades)

今回はNA First Strikeのダークホース"Renegades"を紹介する。

https://liquipedia.net/valorant/File:Renegades_2019.png

 

Renegades、通称"RNG"は今大会のプレイオフでCloud9 Blue(現在Cloud9はTenZ率いるBlueと女性チームのWhite、韓国にあるKoreaの3チーム所持している。)にプレイオフで見事勝利し、First Strikeの出場枠を獲得する。
今大会でのRenegadesはいわゆる強豪チームに勝ち続けてこの枠を勝ち取った、というわけではない。勿論強豪のCloud9に勝ちはしたがオープン予選、本選のグループ予選ではTSMに敗れている。

オープン予選は9-16位に入り本戦への切符を手に入れた。グループ予選はTSMに敗れはするも2位で通過し、大事なプレイオフでC9に勝利しこの枠を勝ち取ったのだ。

逆にRNGに2度勝利し、グループ予選を1位で通過したTSMは100Tに敗れFirst Strikeを逃してしまっている。その為、このチームが勝ち上がったことに対して驚いている人は多いだろう。


このような経緯なのでRenegadesはどういう戦い方をして、どういうチームなのか知らない人が多いと思う。今回はC9 vs RNGの試合について解説しつつRenegadesについて紹介する。

 

 

試合解説

Cloud9 Blue vs Renegades (VOD)

 

 今回は大接戦だった1MAP目のSplitを紹介する。

RNGは攻撃から始まる。Splitは他のマップと異なり、Midとメインを使って挟み込む形をとるというよりは、一か所を人数かけて攻めることが多い。

エージェントピックではC9とRNGはBreachをピックしていたが、実はこの大会以前ではNAのBreach使用数は少なかった。(NAはPhoenixのPickが極端に多くPhoenixメタとも呼ばれていた。)
今大会はSplitに関してはBreachのピックは増えていた。Breachは最新のパッチでBuff(フラッシュバンの時間が1.5秒→2秒)されセットプレーを行う上でより強力なエージェントとなっている。

 

Splitの攻撃は設置する事自体は難しくないが、設置後いるポジションが限られてしまう為、"設置後の立ち回りが難しいマップ"である。RNGはボム設置とセットで、エリアの拡大を狙う場面が多々あった。そのことからSplitにおいては積極的に広くエリアをとることを狙っているチームだと考えられる。

 

https://clips.twitch.tv/CrowdedNimbleSalamanderYee

https://clips.twitch.tv/ArborealUnusualTrayHeyGuys

 

後半はC9に対応されてしまうが、BerghyのClutchもあり、5本獲得することができた。

https://clips.twitch.tv/CarelessBigAlfalfaBudStar

 

挟み込みの形やKillJoyのUltをフェイクで使ったりと相手の守り方が対応してきたときの手札も持っていた。

 

防衛では前半はC9のスロウな攻めに守りの焦点を合わせることができず苦しむが、後半からカバーをつけてファーストピックを狙ったり、サイト内で守るようにシフトしていた。

https://clips.twitch.tv/UglyKnottyDogPMSTwin

 

24ラウンド目には3vs5でAサイトに設置されるという不利な状況でRazeのwinsumによるブラストパックによってAサイト内に入り込んだプレイヤーの裏取りを成功し見事なクラッチをしていた。

https://clips.twitch.tv/EnchantingSparklingPidgeonFrankerZ

 

こちらのプレイは一見Razeのワンマンプレイによる取り返しにも見えるが、BreachのFBに綺麗に合わせたプレイである。

 

このプレイ以外でもBreachのCP2は細かく味方に合わせたFBを攻守ともにしていた。

https://clips.twitch.tv/HyperBitterPineappleBCouch

この後延長戦は32ラウンドまでもつれ、17-15でRNGが1Map目を獲得した。

 

続いて2マップ目のAscentでは防衛スタートで10-2と差をつけて折り返し、13-9で勝利する。

補足:準決勝のvs ENVY戦でもAscentを13-11で勝利している。

(防衛を9-3で折り返している為、防衛に自信がありそう。)

RNGの基本的な構成はRaze/Jett/Omen/KJ or Cypher/Sova or Breachだった。

 

JettとRazeの両方を固定で入れてるチームはNAでは珍しい気がする。

RandyySavage(Cypher/KJ)がラーカーとして1で動き、他の4人はまとまって攻めるという4-1をスタンダードとして攻めていた。

特にWinsum(Raze)がかなりフレキシブルに立ち回り前へ前へとエリアを広く取りに行く動きに対して、RetrQ(Jett)やcp2(Breach/Sova)が上手く合わせていた。

cp2のスキルの合わせ方が上手くチームの要だと感じた。

 

スキルの合わせ方やチームとしての対応も悪くなく、ただの"たまたま勝ち上がった運の良かったチーム"ではないとは思う。

First Strikeまでにここからどう仕上げていくのかが楽しみだ。
(恐らくこのチームはSova→Skyeに変更するのでは?と予想。)

 

経歴紹介

~現在のRenegades結成まで~

4月に行われた”eFuse x Divine - Valorant Kickoff #1”にてcp2、winsum、randyysavageはSW Savageというチームで優勝。
その後、cp2はAsuna(現100T)と共にProspectsというチームでNerd Street Gamers x T1 Valorant Open - Qualifier #1に出場するも決勝で現TSMのプロ化する前のチームmouseSpazに敗北。

 

ProspectsからAsunaは離れてしまうが、再びWinsum、randyysavageが加入し5月にはC-Tierの大会を4連続で優勝している。(対戦相手を見る限りアマチュアチームが出る大会。)

6月には、Big FramesというNurfedというプレイヤーが結成したOrglessチームに所属しFight Night Arenaという大会を2連覇する。

7月にcp2、winsum、randyysavage、Berghy、NurfedはRenegadesと契約する。

 その後、9月にコーチのcoachJとNurfedと替わってRetrQが加入する。

 

 

 

各選手の経歴紹介

‣cp2 元CSGOプレイヤー。プロチームとは契約してはいなかったが、2017年ごろ大会に出ていた経歴はある。

主にBreachとSovaを使用。

 

‣winsum 元CSGOプレイヤー。2017年にGuerrilla Tacticsというチームでcp2と共にWESG 2017 USA予選に出場。2018年にはFACEIT Pro Leagueという、混合チーム制の大会に出場していた。

主にRazeを使用。

 

‣randyysavage 不明。

主にCypher、KillJoyを使用。

 

‣Berghy 不明

Valorantがリリース当初から大会に頻繁に出場していたようだ。

Pittsburgh Knights Charity Invitationalという大会ではretrQと共に予選を勝ち上がり、グループ予選ではFazeに勝利している。(現Fazeとは全員メンバーが異なる。)

その後、Renegadesと契約へ。

主にOmenを使用。

 

‣RetrQ 元CSGOプレイヤー。結果は残せていないが頻繁に大会に出場していたようだ。

ValorantではIntensityというチームでBerghyと共に"Valorant Sunday Showdown Week 6"に出場し優勝している。

その後は"Pittsburgh Knights Valorant Rumble"という大会でTeam Underrratedというチームで現XSETのAYRIN、Brando率いるProspectsに勝利し優勝し$4,500獲得。

その後、Renegadesと契約へ。

主にJettを使用。

 

彼らはCSGOでも活動していたが日の目を浴びる機会がなかった選手が多いため、今回のFirst Strikeが初の表舞台といっても過言ではないだろう。
(この記事を書きながら、やっと日の目を浴びれて良かったな~って気持ちになりました。応援するチームが増えました。)
12月3日から始まるFirst Strikeでは新エージェントのSkyeと新マップアイスボックスがくる。恐らくwinsumのRazeやRetrQのJettに関しては変えずにcp2のサポートの選択肢がSova、Breach、Skyeの三つになることがこのチームではポイントになると予想できる。First Strikeまで1ヵ月、どこまで仕上げてくるか楽しみである。

Valorant NAチームまとめ(ENVY)

Riot主催の初の大会First Strikeの出場チーム4枠を決める大会NSG Tournamentの優勝チーム、ENVY。
今回はそのENVYについて紹介する。

 

liquipedia.net

 

ENVYのメンバーを紹介するうえで欠かせないのが、"together we are terrific"というアマチュアの前身チームだ。

ENVYの現在のコアロースターはこの”together we are terrific”というチームで5月から活動していた。

現TSMのhazedは6月に組織が見つからない彼らを"現状、大半のプロチームより優れているチーム"とTwitter上で紹介していた。

 6月末に行われていたT1×Nerd Street Gamers Showdownという当時最も大きな大会で予選を勝ち上がり出場していた。(招待枠12チーム、予選枠4チーム)
TenZで有名なC9を下しグループステージを二位で通過しプレイオフに出場。
レイオフ初戦でTSMから1マップ獲得するが敗北してしまう。
ただ、アマチュアチームで唯一のプレイオフ出場チームだった。

 

 

ENVYに加入。

 アマチュアとして好成績を残していた彼らは7月にENVYに加入することになる。
8月末に行われていた、PopFlashという招待制の大会ではグループ予選を二位で通過し、プレイオフ初戦でC9に敗れはするが、ルーザーズでDignitas、C9に勝利し最終的には2位と好成績を残した。(優勝チームはSentinelsというOWリーグ2019年のMVPプレイヤーsinataraaが率いているチーム。)

そして、9月にaKisとc4Lypsoの二人が脱退し、元T1のfoodとcrashiesを獲得する。

 

 

 
foodはValorantがリリースされて世界で一番最初にRadiantに到達したことで話題になっていたプレイヤー。

 


T1の時は主にデュエリストを使用していましたが、ENVYではOmen、Phoenixを使っている。foodがPhoenixの時はJettを主に使っていたmummAyがOmenを使用している。
マップで使い分けているようだ。

(厳密に書くと、SplitではJett、Breachの組み合わせを使う為、foodはOmenを。他のマップでは基本的にfoodはPhoenix、mummAyがOmenを使用していた。Omenがオペレーターを持つことが多いのも特徴的だと思う。)

 

この新ロースターで挑んだ初めての大会NSG Tournamentでチームとして初優勝を飾る。

 

軽い経歴紹介

‣FNS 元CSGOのプレイヤー。CLG、TSM、C9、eUnitedと有名なプロチームにいたみたい。Valorantがリリースされる直前にはOrglessでチームキャプテンとして活動。
FlashPointSeason1という大会で5-6位入賞し賞金$35,000を獲得している。チームメンバーは今ValorantのTSMで活躍しているSubroza、Wardellがいた。

‣kaboose 元CSGOのプレイヤー。SelflessGamingというチームでWorld Electronic Sports Games 2016 Americas Finalsにて優勝。その後世界大会ではグループ予選は突破するもプレイオフ初戦で敗退。2017年にはNAのプロリーグにも出場していたようだ。

Valorantリリース直前では現C9のRelyksと同じチームで活動していた。

主にPhoenix、Raze、Rayneを使用。

 

‣mummAy 元CSGOのプレイヤー。food、dapr(現Sentinels)と共に2017年頃大会に出場していた。2017年以降の活動は不明。
主にJett、Omenを使用。チームのスナイパー。

 

‣food 元CSGOのプレイヤー。eUnitedでアメリカのプロリーグに出場していた。(7-8位)。世界で一番初めにRadiantになったプレイヤー。

主にPhoenix、Omenを使用。T1時代はRazeも使っていた。

 

‣crashies 元CSGOプレイヤー。Flashpoint Season 1という大会(恐らくリーグ形式の大きな大会)にFunPlus PhoenixでMitch(現C9)、dapr(現Sentinels)とともに出場。ESEA Season 32: Global ChallengeではFNS、mitchとともに出場し2位だった。
主にSova、Breachを使用。T1の時にはCypherを使っていた。

 

脱退したメンバーの今

‣c4Lypso ??
CSGOプレイヤー。Subroza、Wardellと共に大会を出場していたことがある。

 

‣aKis ??
CSGOプレイヤー。

以上。

Valorant NAチームまとめ(100Thieves)

Valorantがリリースされて初めてRiot主催の公式大会”First Strike”の出場チームが続々と決まりつつある。

地域ごとに出場チームの選出方法は異なるが基本的にオープン予選を勝ち上がったチームが出場する仕組みとなっており、招待制の大会とは異なり現環境最強のチームが決まる大会といっても過言ではないだろう。

本日11月9日はNA地域のFirst Strike出場枠4枠を決める大会NSG Tournamentの決勝が行われている。

 

今大会の決勝に進んだチームは100 ThievesとENVY。

 

Valorantの競技シーンはCSGO出身の選手が多い中、僕自身はCSGOの競技シーンを知らない為、選手の遍歴が正直よくわかっていない。

今後、さらに盛り上がっていくであろうValorant競技シーンをより楽しむために、選手の遍歴をLiqupediaを使って調べて軽くまとめておこうと考えた。

今回は100Tについてまとめる。

 

100 Thieves

https://liquipedia.net/valorant/File:100thieveslogo.png

 

 
100 Thieves、通称100TはHikoが中心にチームが創立された。

Hikoは元CSGO、CSの競技シーン出身の選手。
正直経歴を見てもGOの大会の規模を知らない為よくわからないが、ESL One Cologne2016という大会で2位($150,000獲得)という成績を残している。
元チームメンバーにはValorantでも活躍している、Vice(現:C9)、SicK(現:Sentinels)、Wardell(現:TSM)、shinobi(現:C9)、gMd(現Gen.G)、nitr0(現:100T)がいる。
(Liqupediaを見ながらピックアップしただけなので一緒に試合を出ていたかなどは不明。)
参照元 RogueRogue - Liquipedia Counter-Strike Wiki

   Team Liquid:Team Liquid - Liquipedia Counter-Strike Wiki



100Tは結成当初はValliate、Venerated、YaBoiDre、PrideのHighgroundとういうアマチュアチームにいた4人が加入し活動していた。
彼らは全員元PUBGの競技シーンプレイヤー。

ただ、結果が残せず8月にロスターを再編へ。

 

脱退した選手のその後

‣YaBoiDre:現在はBeastcoastに在籍中。
‣Pride:HighgroundにてNSG Tournamentに出場するも敗退しチームは解散。

‣Venerated:Luminosityに在籍していたが、NSG Tournament前に脱退。現在は無所属。

‣Valliate:HighgroundにてNSG Tournamentに出場するも敗退しチームは解散。

 

新たに加入したのはCSGOで活躍していたnitr0、steel。そして、Immortalsでデュエリストを使っていた若手のAsuna、Dicey。Diceyはたまたま見ていた大会で物凄いクラッチをしていたため、個人的には気になっていたプレイヤーだった。

Diceyのとんでもないクラッチ

https://clips.twitch.tv/SmellyAbrasiveEelPeteZaroll

 

CSGOからValorantへ移行する選手は多いが、nitr0やsteelのように実績を残していた選手の移行は話題になっていた。
今回のNSG Tournamentで100Tはこのロスターチェンジがどう転ぶかとても注目されていた。
結果として、ハードに撃ち合ってくるAsunaとDicey、少人数になった場合でもひっくり返していくクラッチプレイヤーのHikoに多くのチームは苦しめられていた。

特にnitr0の位置取りが攻守ともに優れていたように感じた。
正直、NSG Tournamentが始まった頃は動きも全体的にばらばらで個人個人の裁量で取れてるラウンドが多かった為ここまで勝ち上がってくるチームとは思っていなかった。
後半、特にNSG Tournamentの本戦から別チームのように細かいスキルでの連携がとれ、Asuna、Diceyの爆発力も相まってとても仕上がっていた。


軽い紹介
Asuna:TriumphというCSGOのチームで活動していた。

主にRayna、Phoenixを使用。HavenではCロングをPhoenixでultを使わずゴリゴリに詰めてキルを無理やり取りに行く。

Dicey:CSGOでの経歴は不明。ValorantではProspectsというチームでVice(現:C9)と同じチームにいた。
主にJettを使用。

 

nitr0:Team LiquidのCSGO部門を5年間キャプテンとして率いていた。
主にOmenを使用。

www.negitaku.org

 

Steel:Chaosの選手として活動。NAの中でもIGLとして高く評価されていたとの事。ValorantではKillJoyプレイヤー。

www.csgo4jp.com

 

以上。気が向いたらENVYについて書く。

2020年2月に出会ったアルバム

2020年2月に出会ったアルバム。

 

今月は色々ありすぎてとても疲れた。

 

 

🔘Dead Horse One / The West Is The Best

https://music.apple.com/jp/album/the-west-is-the-best/1481094407

 

🔘Sleepy.ab / fractal

https://music.apple.com/jp/album/fractal/1492888087

 

🔘THE NOVEMBERS / Angels

https://music.apple.com/jp/album/angels/1495944698

 

🔘リーガルリリー / bedtime story

https://music.apple.com/jp/album/bedtime-story/1494115057

 

🔘Blume popo / 海と毒薬 - EP

https://music.apple.com/jp/album/%E6%B5%B7%E3%81%A8%E6%AF%92%E8%96%AC-ep/1473732873

 

🔘Nada Surf / Never Not Together

https://music.apple.com/jp/album/never-not-together/1485591743

 

🔘bokunofune / Nighthawks - Single

https://music.apple.com/jp/album/nighthawks-single/1492213963

 

🔘Swimews / goodbye, my youthful flowers - EP

https://music.apple.com/jp/album/goodbye-my-youthful-flowers-ep/1479355103

 

🔘SAM LEX, Sleepydealer, Gudo Rewinds & Sleepy dog / Numbing - EP

https://music.apple.com/jp/album/numbing-single/1498404164

 

🔘女王蜂 / BL

https://music.apple.com/jp/album/bl/1495144846

 

 

オワリ

 

2020年1月に出会ったアルバム。

2020年1月に出会ったアルバム。

 

🔘James Blake / James Blake(2011)


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https://music.apple.com/jp/album/james-blake/1443124478

 

▶️2011年にリリースされたJames Blakeの1stアルバム。内省的なEDM。ざらざらしてる感じが良い。昨年聴いていたHarryEdwardsがJames Blake的だみたいな感じで(うろ覚え)紹介されていて、James Blakeって名前は知ってるけど聴いていないなと1stから聴き始めた次第。

年始の仕事始めにめちゃ聴いていた。

曲の中で同じメロディをリピートされまくってて少しの変化や別のメロディに移る瞬間が心地よいし、同じメロディが繰り返されてることによる安心感的なものでずっと聴いていられる。

 

🔘Jamie Isaac / (04:30) Idler (2018)

 

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https://music.apple.com/jp/album/04-30-idler/1384778793

 

▶️エレクトロニックなジャズ。まあ、僕はジャズを聴かないのでジャズってこういう感じなんじゃないのっていうイメージのなかでのジャズのことですけどね。

リズムが最高に心地よい。

 

 

🔘(Sandy)Alex G / House of Sugar (2019)


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https://music.apple.com/jp/album/house-of-sugar/1463899362

 

▶️今月一番聴いていたアルバム。前作https://music.apple.com/jp/album/rocket/1207995257ではもっと実験的な電子音楽をやる人っていう印象だったけど、今作の"House of Sugar"はチルアウト的なアコースティックの心地よさと繰り返し聴きたくなる中毒性があった。アコースティックと実験的だった電子音楽がとても上手く混ざってる作品で、bo enっぽい気がする。

先週公開された"Bad Man"の別verのMVもとても良かったです。

YouTube

 

🔘Sleepy Dog / Sleepy Dog - EP (2020)


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https://music.apple.com/jp/album/sleepy-dog-ep/1493300363

▶️昨年リリースされた"For My Fears"を含んだ5曲入ってるセルフタイトルのEP。

原点回帰と書いて良いのか分からないけど、sleepy dogらしいギターが鳴ってる1枚。

どんどん歌のリズムや歌い方が変わっていってる気がする。

"A Goodbye for You and Me"のPVではNARUTOの暁のコスプレをして踊っているんですけど、この空気感サイコー過ぎる。僕も混ぜてほしい。

YouTube

 

🔘Pinegrove / Marigold (2020)


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https://music.apple.com/jp/album/marigold/1481626642

 

▶️心地が良い"Dotted Line"から始まるこのアルバムは次の曲の"Spiral"でちょっとローテンションになって、切ないメロディの"The Alarmist"に繋がる…。何となく一曲一曲紹介しようと書き始めて気がついたんですけど、曲の順番が良い一枚なんですね。テンションの起伏を考えて順番を決めているからか、めちゃめちゃスムーズにアルバムを通しで聴いていられる。テンションがついていきやすい!

僕はMariettaが大好きなんですけど、Pinegroveもこの一枚を聴いて好きになりました。

 

🔘Mura Masa / R.Y.C (2020)


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https://music.apple.com/jp/album/r-y-c/1495785666

 

▶️TLで話題になっていたので聴いてみました。勝手にEDM的なエレクトロニックな音楽だと想像していたらギターサウンドを沢山取り入れた楽曲も多かった。悲観的なタイトルなのに結構軽快な曲が多い印象を持ちました。

 

 

🔘踊ってばかりの国 / 光の中に(2019)


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https://music.apple.com/jp/album/hikarinonakani/1458496431

▶️バンドの名前は知っていたけど、聴いたことがなかったバンド。

"ghost"を聴いて、好きなバンドだ!ってなりました。歌詞が特に良い。

 

ライブ映像を見ていたらボーカルの人が首にワンポイントタトゥーを入れててかっこいいなって思いました。

 

 

と、つらつら書いていたら2月になってしまった。2月は書きながら聴こうって思いました。

 

 

🔘Kittyhawk / Hello , Again (2014)

https://music.apple.com/jp/album/hello-again/1062995974

▶️ライブに行くか最後まで悩んだんですけど、結局いきませんでした。American Footballのライブも先行予約するの忘れていたし、、。悲しい。

 

🔘Elliott / False Cathedrals (2000)

https://music.apple.com/jp/album/false-cathedrals/109296834

▶️エモエモ。"Calm Americans"のような美メロ系好きです。

Nada Surfの"Always Love"的な感じに捉えてます。

 

🔘People In The Box / Tabula Rasa (2019)

https://music.apple.com/jp/album/tabula-rasa/1476223224

 

▶️People in the boxは"Citizen Soul"が好き。

というより、他のアルバムとかを聴けていない。"Tabula Rasa"の評判が2019年ベスト50枚の中に入れてる人が多く評判が良かったので久しぶりにPeople in the boxを今月の中旬くらいに聴いていました。

ストレートな詞ではなく、共感とは別の感覚で許されるような感覚になる。"Citizen Soul"の『親愛なるニュートン街の』が好きでかなりリピートしていたんですけど、この曲ってかなり俯瞰的に世界を見ている曲で聴いているとホッとする感覚になる。

今作はそんなことを思い出しました。あと、とてもメロディが気持ちいい。

 

 

以上です。

 

今までTwitterを基本的にゲーム関連のことを追うツールとして扱っていたので、音楽についてはほとんどフォローしてなかったです。昨年末頃から音楽について語ってる人をフォローして色んな語り口があって面白いなぁって眺めていました。

特にその年の"ベストアルバム50枚"という形で2019年リリースされたアルバムを50枚紹介してる人が結構多く、「え、そんなに聴けるものなのか。」と驚きました。(しかも、全く知らないアルバムばかり。)

聴いてみても、蓄積がなにも無いため何が良いのかわからない。なんかよいなーって思ってもすっ飛ばしてる事が多過ぎて"なんとなく良い。"みたいな状況。

今年は自分の興味を深く掘りつつ広げられたらなって思ってます。

 

2019年に出会った音楽について。

2019年に出会った音楽についてまとめる。


基本的にはジャンル毎に2019年にリリースされたアルバム→関連した2019年以前のアルバムという感じで紹介します。


本当は格好よくジャンル毎に分類したかったんですけど、ジャンルってよく分からないので大まかにつけてます。
また、本当は格好よく順位とかつけてみたかったんですけど、ナンバリングは適当です。

※今年のAppleMusicで追加したアルバムの枚数は213枚でした。

2019年にリリースされたアルバムで追加した枚数は70枚。(12月22日時点)

その中から選んでいます。

(これはあくまで追加しただけなので、全部は聴いていません。メモ替わりに追加機能を利用していたので…。今年の50枚とかをブログで書いてる人は物凄く音楽聴いているんだなぁって思います。)


シューゲイザー


今年、AppleMusicではスーパーカーの"スリーアウトチェンジ"を一番聴いていたらしい。スーパーカーは元々"HIGHVISION(2002)"は聴いていたが、他のアルバムは聴いたことがなかった。
ここではスーパーカーっぽかったり、シューゲイザーっぽいバンドをまとめる。


1. The Rainy / film (2019)



f:id:takatok0:20191222073921j:image

https://music.apple.com/jp/album/film-ep/1450164104

▶️優しいアルペジオとコーラスをずっと聴いていたい…。

名古屋のバンド。とても良い…。

静寂な所から一気に静かに燃えてくる"film"とシューゲイザーっぽさ満載の"夜の灯"が入ってるEP。
頭のなかでノイズが多いときに聴いていた気がする。連休の最終日の夕方とか。心を穏やかにしてくれる1枚。"nega"のようなものもとても心地がよくて好き。まだ、EPしか出ていないのでアルバムが楽しみです。

 

追記:2020年から活動拠点を東京に移すそうです。


2.Blankenberge / More


f:id:takatok0:20191222073935j:image

https://music.apple.com/jp/album/more/1459016829

▶️心地の良いノイズ。
シューゲイザー独特の暗さがあるバンドというより、前作の"Radiogaze(2017)"と比べてポップになった。幻想的で良い。

 

【2019年リリース以外のアルバム】
🔘17才とベルリンの壁 / Aspect (2015)



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https://music.apple.com/jp/album/aspect-ep/1006373303

▶️今年一番聴いたアルバムはスーパーカーの"スリーアウトチェンジ"と冒頭で綴ったんですけど、そのアルバムを聴き始めたきっかけのバンド、17才とベルリンの壁
女性ボーカル×男性ボーカル×シューゲイザー=最高です。シューゲイザーってなんでこんなに中毒性があるんだろうか。来年は新譜が出るらしいのでとても楽しみにしています。


🔘スーパーカー / スリーアウトチェンジ(1998)

 

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https://music.apple.com/jp/album/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8/571986499

▶️今年AppleMusicで一番聴いていたらしい。僕なんかが言わずもがな名盤なんじゃないでしょうか。"TripSky"を永遠に頭の中で流していたい。そんな人は僕だけじゃないと思う。


🔘DSPS / 我會不會又睡到下午了 (2016)


f:id:takatok0:20191222074043j:image

https://music.apple.com/jp/album/%E6%88%91%E6%9C%83%E4%B8%8D%E6%9C%83%E5%8F%88%E7%9D%A1%E5%88%B0%E4%B8%8B%E5%8D%88%E4%BA%86-single/1475631526

▶️台湾のバンドです。めちゃ良いよ!


🔘きのこ帝国 / タイム・ラプス(2018)



f:id:takatok0:20191222074053j:image

https://music.apple.com/jp/album/time-lapse/1429355656

▶️シューゲイザーの中に括って良いのかわからないけど、きのこ帝国活動休止について。

僕はきのこ帝国のライブにArt-Schoolsyrup16glovefilmという激ヤバな対バンイベントで観たことがある。

"夜が明けたら"を初めて聴いたのがそのライブでした。前奏からピリピリした空気感になって、歌詞で心をぐちゃぐちゃにされるような感覚になった。演奏が終わったときには鳥肌がたつくらい感動したのを覚えている。帰り道でセトリを調べてそれから"夜が明けたら"が耳から離れないくらいショッキングな出会いでした。

 

"またいこう"とか思っていたけど、そういうのは早く行かないと"また"は来ないですね…。

ソロ活動はかなりポップな曲が多いけど、メロウな曲も多く"クロノスタシス"的なものが好きな人は是非聴いてって思う。

きのこ帝国 活動休止のお知らせ ・ きのこ帝国

シューゲイザーは以上。もう少し何か聴いていた気もするけど、覚えてない。基本的にはスーパーカーを聴きまくっていた。来年はThe Rainyや17才とベルリンの壁、そして今回は綴っていませんがsleepy.abの新譜も来年の1月に出ることが決まっているのでそれらを聴くのが楽しみです。

🔘sleepy.ab


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https://music.apple.com/jp/album/neuron/588933599

 

【EMO】


Algernon Cadwalladerのアナログ版再販やSnowing来日!もう、EMOファンにはたまらない1年だったのではないでしょうか?僕個人的にはPENs+が再び活動開始したのが嬉しかったです。


3.Copeland / Blushing



f:id:takatok0:20191222074102j:image

https://music.apple.com/jp/album/blushing/1446165402

▶️音楽に溶かされる。全曲素晴らしいし尊すぎる1枚。ドラムのリズムとシンセの抜ける感じ、度々来るギターソロ。言葉に上手く出来ないけど、心地よくずっと聴いていられる。あまり僕と音楽の趣味が合っていなくても、ここまで読んでる人には是非聴いてほしい。


4.American Football / American Football (LP3)



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https://music.apple.com/jp/album/american-football-lp3/1452548665

▶️やっぱりAmerican Footballは最高でした。CDのジャケットが今までより暖かみがあるのと同様に曲も暖かみがある気がする。ジャケットの印象って曲のイメージカラーに直結するんだなってあまり意識してなかった事を考えさせられた。"Every Wave To Ever Rise"好き。

5.Sleepy Dog / For My Fears

 


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https://music.apple.com/jp/album/for-my-fears-single/1485343006

▶️今年も沢山の楽曲をリリースしていたSleepyDog。"Graduation"というアルバムを1枚、EPも7枚出しコンスタントに新曲を聴けた1年だった。その中でも"For My Fears"群を抜いて聴いていたからアルバムではなくこのEPを抜擢。リズムが変わる曲が好きなのかもしれないなぁって思う。てか、Sleepy Dog独特の唄のリズムが好きすぎる。

後は昨年の"Dead People Are Crawling in My Head"もよく聴いていた。
https://music.apple.com/jp/album/dead-people-are-crawling-in-my-head-single/1445923145

最近のSleepyDogの楽曲のジャンルは多岐にわたってるから、EMOなのかは分からないけど、元々出会ったきっかけが"Backwood Punch"(https://music.apple.com/jp/album/backwood-punch/1363023537?i=1363027996)なのでEMOに入れてます。


6.PENs+ / 透明な箱/Caramel


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https://music.apple.com/jp/album/clear-box-caramel-single/1471948432

 

▶️昨年、まさかのマスフェスのシークレットゲストとして3年ぶりに復活したPENs+の新曲。

ギターが…カッコいい…。詞もいい…。元気で前向きな曲となってて、前作や今までよりストレートに意味が伝わるようになっている気がする。

今年はライブにも2回行きましたがとても良かった。日本でPhiladelphiaを感じられるバンドだと思う。

 

 

7.Signal Midwest / Pin - EP


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https://music.apple.com/jp/album/pin-ep/1468596426

▶️LaurenRecordsからリリースされた1枚。Mariettaにはまってる時期に聴いていた気がする。"Pin"のような静かな曲好き。"You New Old Apartment(feat.Sincere Engineer)"のようなサビも好き。音楽用語わからないから上手く説明できない。

 

【2019年リリース以外のアルバム】
Marietta / Summer Death (2013)


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https://music.apple.com/jp/album/summer-death/756910481

 

▶️今年出会ったアルバムで一番好き。

頭の中でフレーズが鳴り止まないくらい聴きまくっていた。Mariettaの楽曲の特徴として曲の展開が目まぐるしく変わる所だと思う。Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ…という感じではなく、常に全く別のメロディに展開していく。"Cinco de Mayo Shit Show"とか特にそう。ややこしかったり、聴きにくかったりしなくて気持ち良いぐらいスムーズに入ってくる。そういった楽曲が多い。

ここから数曲ピックアップしようと思っていたけど全部最高過ぎる。奇跡のような1枚。どんなときにでも聴きたくなる。

激しいパートはめちゃめちゃカッコいいし、静かなパートはめちゃめちゃ心地よい。カッコいいと心地よいは共存するんだなぁ。

Mariettaを勧めるEMOファンが多いのも納得したし、自分の中ではAlgernon CadwalladerとMariettaは神になった(?)。


Xingfoo&Roy / Late to the Party(2018)


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https://music.apple.com/jp/album/late-to-the-party-ep/1369003723

▶️シンガポールのバンド。1曲目の"Your Princess Is.."から2曲目の"In Another Castle"の流れがエモすぎる!!!!来日後知ったのでとても悔しい!!!!ライブ行きたかった!!もっと早く知りたかった!!!

Murphy Radio / Murphy Radio(2018)


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https://music.apple.com/jp/album/murphy-radio/1437269367

 

▶️インドネシアのバンド。永遠に聴いていられるギターのフレーズの心地よさ。そして、ギターが同じフレーズを繰り返すからこそ引き立つベースのグルーヴ感が最高。

 

 


⚪EMOは以上。

EMO好きだ~と思いつつもまだまだ聴き込みが甘かったり、名前は知ってるけど聴いたことないというバンドがどんどん増えている気がする。特にThe Appleseed CastやTTNG、Snowingをもっと聴き込みたい。そして、来日に備える。Xingfoo&Rayは来日ライブが最高だったという呟きで知ったので悔しい!!!!もっとアンテナを張らねば!!


【他】

続いて他です。

 


8.星野源 / Same Thing - EP


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https://music.apple.com/jp/album/same-thing-ep/1481422862

 

▶️"Same Thing"、"さらしもの"というタイトルから星野源の新章が始まった感が凄い。今"さらしもの"となってる星野源の次のアルバムが楽しみすぎる。"Same Thing"は詞もテンポも好き。"さらしもの"はちょっと懐かしいようなピアノが特徴。ずっと同じメロディを繰り返しているのでそれが耳に残って曲にノリノリで聴いていられる。中毒性が高めのEPでした。

 

9.No Buses / Boys Loved Her


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https://music.apple.com/jp/album/boys-loved-her/1479170440

 

▶️待望のNo Busesのフルアルバム。改めて"Tic"を聴いたけど凄く良い曲。PVの映像も凄く好き。一番好きなPVは"Trying Trying"です。YouTube

 

10.paranoid void / 01 - Single


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https://music.apple.com/jp/album/01-single/1462598416

▶️インストゥルメンタルバンド。今週の25日にも新しく1枚出るらしいので早く聴きたい。(この項目は12月22日に書いてます。)

2曲とも爽やか。前作のアルバムからこのバンドは焦燥感が強いイメージだったから明るくて驚きました。

 

書きながら思ったんですけど、今年はマスロックをほとんど聴いていない。理由は不明。nuitoの新譜が聴きてぇなぁ~。

 

11.松木美定  / 主観


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http://local-visions.bandcamp.com/album/--8

 

▶️心地よいリズムのポップミュージック。格好良い。凄くおすすめです。僕も働きたくない!!!

因みに、上記のBandCampからダウンロード出来ます。お布施システムとなっています。

 

12.Harry Edwards / Almost Everybody - Single


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https://music.apple.com/jp/album/almost-everybody-single/1475469118

 

▶️崩れていくチルアウト。

"Almost Everybody"は最初は美しいピアノとボーカルで始まる。徐々に曲が進むにつれて、別のテンポ、メロディに展開していく。ヤバすぎる。

パート毎にボーカルやメロディを変化していく事で前半と後半では全く別の音楽になってる…。

音源自体は2015年にSoundcloudにて公開されていたみたいです。

 

13.Shiloh Dynasty, D$r. & Burgettii / Who Are You , pt.2


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https://music.apple.com/jp/album/who-are-you-pt-2/1451335180

 

▶️最近流行ってきているらしい、"lo-fi hiphop"の1枚。

今の高校生はYouTubeで"lo-fi hiphop"をひたすら流してるチャンネルを再生しながら勉強しているってネットの記事で書いてあったけど、本当?

 

14、15. 崎山蒼志 / むげん・ (with 諭吉佳/men)、感丘(with 長谷川白紙)


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https://music.apple.com/jp/album/%E3%82%80%E3%81%92%E3%82%93-with-%E8%AB%AD%E5%90%89%E4%BD%B3%E4%BD%9C-men-single/1480624150


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https://music.apple.com/jp/album/%E6%84%9F%E4%B8%98-with-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E7%99%BD%E7%B4%99-single/1482998875

 

▶️崎山蒼志の最新アルバムの"並む踊り"に"むげん・"、"感丘"が入っているんですけど、あまりアルバムを聴き込めていないので、ヘビロテしていたシングル2枚を紹介する事にしました。"並む踊り"は来年聴きます。

これらの2作品は崎山蒼志と若手のアーティストで作られた作品。

諭吉佳/menは知らなかったんですけど、長谷川白紙は"エアにに"も好きだし、前作の"草木萌動"も聴いていたので嬉しいコラボでした。

 

"剥き出しの逆再生を味見して牛乳みたいな声がでた"

同じ歌詞なのに前半と後半ではリズムが全く違うので別の意味になっているんだろうな~とか思うけどよくわからない。

崎山蒼志は元々独特なメロディではあるけど、別のアーティストとやるとそのアーティストのテイストで崎山蒼志の音楽をやれるのが面白いし、凄すぎる。

 

高橋國光系】

高橋國光系なんてジャンルはないけど、高橋國光感あるものと、高橋國光について書きたいからこうしました。
昨年末に高橋國光(ex-the cabs、Osterreich)が復活した。今年は高橋國光のギターを生で聴くことが出来た。それだけで今年はもう最高。AppleMusicではなく他の音楽アプリから聴いていたのでどのくらい聴いていたのかは分からないけど、少なくとも10000時間は高橋國光のギターを聴いていた。(適当)
Osterreichのファンクラブ会員にもなったので来年からの本格的な活動が楽しみなのと同時にパンクしない程度で良いので程よくやってほしいなとも思ってます。


16.ツィトローネ / Lost Pinky



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https://music.apple.com/jp/album/lost-pinky/1449816513

▶️ギターが良き良き。
高橋國光感というより、残響っぽさがあるバンド。

 

17.Cinema Staff / BEST OF THE SUPER CINEMA 2008-2011/ 2012-2019


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https://music.apple.com/jp/album/best-of-the-super-cinema-2008-2011-2012-2019/1477287915

 

▶️CinemaStaffのベストアルバム。そして、高橋國光との共同製作された"斜陽"が入ってる。

高橋國光×CinemaStaff。双方のファンとしてこんなに嬉しいことはない。

 

昨年はOsterreichのボーカルにCinemaStaffの飯田瑞希が参加していた。今年は逆にCinemaStaffの楽曲に高橋國光が参加するという熱い1年となりました。(しかも、ライブのサポートとしても高橋國光は参加してる…。ライブに行きたかった。)

 


【2019年リリース以外のアルバム】

🔘the cabs / 3rd demo


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the cabs / すべて叫んだ (Album:再生の風景)
https://music.apple.com/jp/album/%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E5%8F%AB%E3%82%93%E3%81%A0/1298403443?i=1298403912

▶️高校生の時にthe cabsの音源を友人からもらった。今でもずっと聴いている。demo版の"すべて叫んだ"が一番好きかもしれない。または"HELLO"。今年も通年でthe cabsを聴いていた。

今年出会ったわけではないけど、"すべて叫んだ"のdemoが最高すぎるっていう話をしたかった。

 


🔘toah / text01(2018)


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https://music.apple.com/jp/album/text-01-single/1441624810

▶️ギターのアルペジオが心地良い。



高橋國光系(?)は以上。最後にOsterreichのライブについて。新曲は2曲とも良かった。そして、あの複雑な曲を生で聴けると思っていなかったから驚いたし、凄すぎてうひょーって思いながらずーーっと繰り返し聴いていたフレーズを生で聴ける幸せな時間だった。またライブに行けるという事が色んな事のモチベーションになる。来年もそこそこ頑張っていこうと思う。

 

 

 

【総括】

今年はシューゲイザーとEMO、いつも高橋國光な1年だった。

 

もっと幅広く聴けるようになりたいなって思っていたけど少しずつしか音楽を聴く幅は広がらないということを痛感した1年でした。

もっと沢山聴いているつもりでしたけど、ほとんど覚えていないし、そもそも量も聴けていない。

Twitterを振り返るとやっと少し思い出せたので文字に書き起こすのは大事ですね。

 

そして、文字を書き起こす為には音楽的な知識が必要。もっと音楽に関する文章を読むことにします。ピロロロロとか、パッパッっていう感じでしか音楽を語れないのが恥ずかしい。

 

来年はTHE NOVEMBERSを一通り聴くのを最初の目標。後は、今年あまり聴けなかったマスロックを漁りたいなぁって感じですね。

もう少し頻繁にメモを残していきたい。

そうするとこの振り返りが楽になるので。

 

そんな感じですかね。来年も良い音楽に出会えると良いね。

 

以上。

 

 

今更なんですけど、本当に今更、THE NOVEMBERSをちゃんと聴いた。

この記事の要約。

THE NOVEMBERSがカッコいい。

THE NOVEMBERSを聴こう。

 

以上。あとは蛇足。

 

 

僕がTHE NOVEMBERSを初めて聴いたのは中学3年生の時。弟がジャケットがかっこいいと母親に頼んでディスクユニオンで"picnic"を買ってもらっていたのを借りた。

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"picnic"

当時も今もなんでpicnicというアルバム名なのかわからない。(シラベテナイ。)

 

当時使っていたiPod Nano (第5世代)に即入れて"こわれる"だけヘビロテしていた。そのため、"こわれる"を聴くと懐かしい感覚に浸れるけど他の曲は"全く"聞き覚えがない。そのような雑な聴き方しか僕はTHE NOVEMBERSに対してしていなかった。

でも、この文章を書きながら考えていたのは雑な聴き方をしても仕方ないなって事。そして、この時期が一番音楽をシンプルに楽しめて自分の音楽の聴けるようになる順番を決定させたような気がする。聴けるようになるというのは、この時に今大好きなMidwestEmoとかを聴けるかというと、たぶんはまらないしよくわからないと思う。その前に聴いていたものがあったからであって…という話だ。ただ積み上げたものがないため、なんでも自由に聞けていたのがこの中学3年生なのかと。

 

その自由だった中学生の時から8年ぐらい過ぎて、THE NOVEMBERSを久しぶりに初めて聴いた。Twitterを眺めてると頻繁にTHE NOVEMBERSのアルバムについて語られていたり、THE NOVEMBERSのバンドとしての立ち位置について語りあったりしてるのを見かけてはいた。

見かけていただけで聴いていなかった。聴こうかな、とは思っていたけど聴くところまでは辿り着いていなかった。

そして、先日仕事帰りになんとなく聴く音楽をAppleMusicであさっていたらたまたまTHE NOVEMBERSの文字があってそのまま聴いていたのですが、凄く良い。

聴いたアルバムは"paraphilia"

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paraphilia

リリース: 2009年3月18日

 

"paraphilia"(パラフィリア)というのは性的嗜好障害という意味らしいです。

全6曲入っているEP。

疾走感のあるシューゲサウンドの"Philia"から始まる。

ゴリゴリのギターサウンドがカッコいい"dnim"。

時間を戻したいという感覚に対して"keep me keep me keep me"。

繰り返す歌詞、繰り返さないサウンド"para"。

 

もうどの曲もとにかくカッコいい。こんなに自分のツボを押さえてるバンドを今まで聴いていなかったことを後悔すると同時に取り戻さなければと聴きまくっています。

The Novembersは歌詞もサウンドもとても魅力的なバンドだったんですね。歌詞もサウンドもとても複雑です。今は"para"が耳によく残ってます。同じ歌詞を繰り返しているんですけど、曲調とトーンを変えながら反復。でも、変化がありこれが歌詞と相まって意味が付与されてる。すごい。すごい!!

最後の"mer"は"para"でテンションを上げきった後に余韻として聴き心地が良い。

 

うわーーなんでこんなに良いバンドを聴いてこなかったんだろうという感情と、うわーーこれからこのバンドのCDを順番に聴けるのかという楽しみが同時に来ました。

 

このような感覚になったのが4年ぶりくらいでちょっと衝動的に書きました。

4年前にsyrup16gの生活に出会ったときのような感覚と書くとチープに見えますが個人的には事件でした。はい。以上です。